こんにちは、うさぎの話しが大好きなミミ子です!
「うさぎの留守番って何日までさせていいのかな・・」「2泊程度のお留守番をさせても大丈夫?」
帰省や急なお出かけ・出張で家を留守にしなければならない事もありますよね。
ですが少しのストレスで体調を崩すうさぎさんに、長時間の留守番をさせてもいいのか悩む飼い主さんは多いのではないでしょうか。
という事で本記事では我が家のあおい君の留守番事情、留守番をさせる時のやり方など体験談をふまえてまとめてみました。
次のような人はぜひ本記事を参考にしてみてください。
うさぎさんをお留守番させるには飼い主の徹底した準備が必要になってきます。
その点も踏まえて解説させて頂きますのでぜひ参考にしてみて下さいね。
うさぎのお留守番は何日までさせて大丈夫?

うさぎのお留守番ですが経験則から申し上げますと2泊が限度になると思っています。
まず半日程度のお留守番であれば、
- ペレット
- たっぷりのお水
- 山盛りのチモシー
- 見守りカメラ
- 遠隔で温度管理ができるもの(ネイチャーリモなど)
- お気に入りのおもちゃ
これらがあれば、身体の弱い子、子ウサギ、シニアうさぎさんでなければ、十分に可能だと思います。
我が家では帰りが遅い日には10時間以上家を空ける事もありますが、良い子にお留守番をしてくれています。
次に1泊2日のお留守番ですが、これも我が家では自宅で過ごすようにさせています。
上記の6点に加えて、
- ひっくり返さないよう固定のフィーダーを使用する
- トイレシートやチモシーマットを多めに敷いておく
- 自動給餌機を利用して決まった時間にペレットが出るようにする
- 動かさないように陶器のトイレを使用する
このような準備をしてお留守番をさせています。
1泊でもペットホテルを利用する人もいますが、環境の変化によるストレスを考慮すると1日程度なら自宅で過ごさせるのが良いのではないかと考えています。
ただし頻繁に温度チェック、見守りカメラの確認、チモシーを食べているか、ペレットは出ているか、をよく確認します!
我が家のあおい君は1泊程度なら快適に過ごしている様子です。
ですが2泊3日となると徐々におしっこやうんちで不衛生になり始め、チモシーやお水も足りなくなってきてしまいます。
トイレでうんちをしない時期にはテント内の汚れもすぐに溜まってきてしまいます。
また飼い主が帰ってこない事による不安やストレスも、この辺りからうさぎさんの負担になると考えられます。
ですので、うさぎのお留守番をさせるのはMAXで2泊3日が限度で、それ以上はうさぎ・小動物専門のペットホテルを検討する事にしています。
ちなみに我が家は2泊3日までお留守番をさせています。ただし翌日の3日目は必ず午前中には帰るようにしています。
2泊3日のお留守番、本当に大丈夫?事前練習が肝!

2泊3日のお留守番をさせるにあたり「うちの子は大丈夫だろうか..」と心配になる飼い主さんも多いと思います。
そこでおススメなのは事前に1泊程度の練習をして慣れさせておく事です。
お留守番は可哀想ではありますが、1泊程度は慣れさせておくと急な帰省の時などに助かります。
また、2泊程度のお留守番ができるかどうかはうさぎさんそれぞれの個体差があります。
年齢や体質やお世話をしている環境によっても異なるため、事前練習として1泊ほどお留守番をさせて見極めてみましょう。
ちなみに我が家では事前練習で下記をチェックしていました。
- 飼い主がいなくてもペレットを食べているか
- 飼い主がいなくてもチモシーを食べているか
- お水も自分からしっかり飲んでいるか
- スマートリモコンでの温度管理は万全か(飼い主側が操作できているか)
- 見守りカメラの角度や置き場所はどの辺りがベストか
- 固定フィーダーはひっくり返されていないか
- 自動給餌機のコードなど齧られるものはないか
- トイレはどこでしているか(トイレ対策の内容が変わる)
- 暑さ対策、寒さ対策はできているか
- テントやサークルは飛び越えない高さになってるか
- ケージの中の清潔感をどの程度保てるか
- お留守番した後に食欲が落ちていないか
- お留守番したあとにうんちが小さくなっていないか
- お留守番した後も元気に動き回っているか
これらの項目をしっっっかりと確認し問題がない事を確認できた後に2泊3日のお留守番をさせていました。
個人的な話になりますが、我が家は祖父母の介護の手伝いがありどうしても定期的な帰省が必要でした。
そこで何とかお留守番をできないかと練習を重ねて、飼い主も色々と覚えやってきました。
その中でうちの子は2泊3日のお留守番はできますし、ネットで調べてもできる子はそれなりにいる事が分かりました。
ですが、それでもうさぎさんは個体差がありますし、不安で食事をしなくなる子もいます。
ですので、事前練習ができない場合や体が弱い子、高齢うさちゃんの場合は友人・ペットホテル・シッターを頼るなどしましょう。
逆に上記の点が全て満たされているのであれば、2泊のお留守番を検討してみるのも良いのではないかなと思います。
ただ留守番に慣れているあおい君も2泊3日の留守番後は怒った顔をしますし、トイレもかなり量が溜まっています。
少なからずストレスはかかっている事が分かりますので、その点は判断材料として頭に入れておきましょう。
飼い主に背中を向けたり、ぷいっと顔を背けたりします。
うさぎを長時間お留守番させる時のやり方・注意点

私があおい君をお留守番させる時のやり方と注意点をご紹介させて頂きます。
まず、やり方は下記の通りです。
- 自動給餌機にペレットを日数分+αで入れておく
- お水(給水ボトル)を2つ設置しておく
- 固定フィーダーを2つ用意しチモシーを山盛り入れておく
- 見守りカメラの設定をし何処にいても見れるようにする
- スマートリモコン(ネイチャーリモなど)の設定をする
- 安心できるよう普段使っているおもちゃ類を置いておく
- トイレシートやチモシーマットを多めに敷いておく
- 陶器製のトイレにして齧ったり動かないようにする
- 齧られて困るものがケージやテント内にないか確認
- ケージ、テント、サークル内から脱走・飛び越える事がないか確認
- 冬場は保温マットなど温まれる場所を用意しておく
- 夏場は冷却マッドを敷いて涼まれる場所を用意しておく
- 丁寧なグルーミングをしておく(特に換毛期)
- 直射日光が当たらないようにカーテンは閉めておく(電気も消す)
我が家ではこれらの準備をしてお留守番をさせるようにしています。
まずペレット、お水、チモシーは災害など何かあった時のために多めに補充をします。
そして見守りカメラや遠隔で温度管理のできるスマートリモコンの設定も完璧にしておきます。(Wi-Fiやアプリの設定など)
また、トイレを覚えられていないけどテント内やサークルでお留守番させる場合にはチモシーマットを敷いていました。
我が家のあおい君はサークルで留守番をしていた時、トイレを覚えられてない&敷物を齧るためチモシーマットにしていました。
現在はトイレを覚えられているのと、テント内で過ごしているため、お留守番の時は陶器トイレ設置&テントのチャックを閉じるだけでOKになっています。
次に、コードやトイレシーツなども齧ってしまわないように要確認をして対策をしておきます。
そして、絶対にケージやサークルから飛び出てしまう事のないように施錠や囲いはしっかり行いましょう。
その他にグルーミングの実施、冷却マットや保温マットの設置なども丁寧に行います。
最後に直射日光が当たらないようにカーテンを閉め電気は消した状態でお留守番スタートです。
色々と大変ですが「これでもか」というぐらい確認・用意しておくにこした事はありません。
お留守番をさせるのも初めは一苦労ですが、うさぎさんの命にかかわりますのでどれも頑張って準備をしていきましょう!
お留守番をする前には必ず健康チェックをしておく
うさぎさんにお留守番をしてもらうにあたって、健康チェックもしておきましょう。
飼い主がいない間にうっ滞を起こしてしまったり体調不良になってしまっては非常に困りますので必ず確認してくださいね。
- 食欲はしっかりあるか
- うんちの大きさは丁度いいか
- おしっこの色はいつも通りか
- 目やになどは出ていないか
- 元気に部屋んぽをしているか
まず牧草をいつも通り食べるなど食欲がちゃんとあるかどうか確認をしましょう。
おやつやチモシーをいつも通りモグモグと食べてくれているなら大丈夫です。
そしてうんちの大きさ、形(いびつだったり涙型ではないか)、繋がったうんちが出ていないかをチェックします。
いつも通り大きくて丸いコロコロうんちをしてくれているなら、こちらも問題ありません。
次におしっこの色もいつも通りで変化がないかどうかを良く見ておきます。
ちなみにあおい君は砂尿(さにょう)をしやすいです。なのでお留守番前にはおしっこの状態を数日前から気を付けて見るようにしています!
その他に目やにが出ていないか、耳の中が汚れていないか等も確認しておきましょう!
部屋んぽの時も元気に動き回っているかどうか注意深く様子を観察してあげて下さいね。
ペットホテルはうさぎ・小動物専門の所を利用する
体の弱いうさぎさんや高齢のうさぎさんの場合はうさぎ・小動物専門のペットホテルを利用しましょう!
1泊までならお家の方が過ごしやすい子が多いと思いますが、2泊以上となると体の弱い子の場合はやはりリスクがあります。
ですので、うさぎ・小動物専門のペットホテルやペットシッターを利用する事をおススメします。
また、24時間スタッフ常勤のペットホテルも最近は増えていますが、その多くは犬猫さんをメインに扱っています。
ですが、うさぎにとって犬の鳴き声は大きなストレスとなってしまい体調不良を引き起こしてしまう事もあります。
ですので、うさぎや小動物専門のペットホテルや、エキゾチックアニマルと犬猫さんと分けてくれているペットホテルを選びましょう。
最近は動物病院と提携していたり、うさぎ専門のブリーダーさんが診てくれるペットホテルもあります!
うさぎ専門の病院が見つからない場合はチンチラ、ハムスター、鳥類などエキゾチックアニマル専門にしているペットホテルにしましょう。
犬猫さんと同じ部屋で寝る事にはならないように気を付けて下さいね!
知人・シッターに頼む場合のアドバイス
うさぎさんを信頼できる友人や家族に見てもらう時は家に来てもらうか、普段と同じ環境を作る事をおススメします。
うさぎは環境の変化に弱いため、よその家に連れて行って泊まらせる時には普段と同じ環境にする事が望ましいです。
普段と同じケージ又はサークルのレイアウト、同じフィーダー、同じトイレ、同じ給水ボトル、おもちゃetc..
できる限り普段と変わらないよう、ケージやサークル又はテントを設置してあげます。
また普段使いしているものの方が自分の匂いが付いている為うさぎさんは安心しやすくなります。
ですので愛用しているマットやおもちゃなど使用し、環境の変化を最低限に抑えましょう。
あおい君はいつも一緒に寝ているボールをお留守番の時も側に置いています。
ちなみに我が家は旅行に行った時は友人に家に来てもらい、うさぎのお世話をお願いしていました。
それが正直1番飼い主にとってもうさぎさんにとっても楽で負担が少なくなります。
あおい君は私が初めての旅行に行った時に寂しがるかと思いきや、かなりストレスフリーで過ごせていました。
ですので可能であればペットホテルやよその家に行くよりも、自宅に来てもらう方が良いでしょう。
おやつやペレットも普段と同じものにして下さいね!
【お留守番】ケージ・サークル・テントでおすすめなのは?
我が家のあおい君はケージ留守番も、サークル有り留守番も、テント留守番も経験しています。
そこでこれは個人的な感想になりますが、我が家ではテントでのお留守番が1番良かったです。

ケージだと移動が大変ですが、テントだと片手で持てるくらい折りたたむ事ができます。(そして軽い)
そして移動先でテントを広げれば普段と全く同じ環境にして、過ごさせてあげる事ができます。
少し前に1週間ほど実家に帰省しなければならなかった時も、テントにしていたので大変便利でした。(なので一応オススメさせて頂きます。)
ただケージのままが良かったり、ケージにすでに慣れているのであればケージのままで良いと思います!テントはトイレを覚えさせる必要もあります。
そして1番良くなかったかなぁと個人的に感じているのは広めのサークルでお留守番をさせていたことです。
「広い方がストレスも溜まらないだろう!」と思いかなり広くサークルで囲いを作ってお留守番をさせていました。
ですが、いま飼い兎(カイウサギ)として普及しているのは元々アナウサギを家畜化した種類なんですよね。
そして、アナウサギは普段は土を掘ったりして、地中に狭い巣穴を作り生活をしています。
うさぎと言えば広大な土地を駆け回るイメージがありますが、アナウサギそうではないんですよね。
自分が守る領域が広すぎず狭すぎずちょうどいい塩梅なのが1番安心するのがアナウサギです。
そのためか、あおい君も広めのサークル留守番の時は足ダンをしがちでした。
ですが、テント留守番にしてからはかなりリラックスして過ごしてくれるようになりました。
昔、うさぎ専門の獣医さんにも「広すぎる場所はストレスになるからお外でお散歩とかしないでね」とアドバイスを頂いたこともあります。
それも踏まえると、やはりお留守番や普段過ごすのはケージやテントなど丁度良く落ち着ける所なのだと思います。
その子の性格にもよりますし個体差や種別によっても異なる事ですが、留守番においては広すぎない方がいいと個人的には思います。
部屋んぽの時や家族がいる時には存分に駆け回らせてあげればいいんですけどね..!
まとめ
という事でうさぎの長時間のお留守番について解説させて頂きました。
今回の内容をまとめると次のとおりです。
- 半日~1日なら家で留守番させる方がおススメ
- 長時間の留守番は2泊3日までなら基本はOK
- ただし個体差があるため事前練習は必須
- 身体の弱い子や高齢うさちゃんはペットホテルや友人に頼む
- 2泊させる時はチェックリストを参考に徹底準備する
- お留守番をさせる前は健康チェックをする
- ペットホテルはうさぎ・小動物専門の所にする
- よそのお家に泊まらせる時は普段と同じ環境にする
うさぎさんが2日以上のお留守番ができるかどうかは、個体差があります。
安心してお留守番させれる子もいれば、ストレスを感じやすかったり、お腹が弱かったりで目が離せない子もいます。
その子に合わせた対応を見極める必要がありますので、ぜひ短時間から練習をしてみて下さい。
もし不安な場合はペットホテルや友人に見てもらう事をおススメします。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。